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【経験談】アトピーの症状やスキンケア方法を徹底解説 !

 

「寝ている間に肌がかゆくなる」
「不規則な生活が続いていて、肌が乾燥しやすい」
そんな方は必見!
この記事ではアトピーについて、症状・原因からスキンケア方法まで詳しくご紹介します。アトピー歴、約20年になるえみっきーの経験談も載せていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考文献

  • 『正しい知識がわかる 美肌事典』(株式会社高橋書店/監修者:櫻井直樹 執筆:永松麻美)
  • 『医者が教える 人生が変わる美容大事典』(株式会社KADOKAWA/著者:上原恵理)

 

皮膚に炎症が起きるアトピーとは?

アトピーとは皮膚に強いかゆみが出たり、目の周りが赤くなったりする炎症のことです。お風呂上がりや就寝時など、副交感神経が優位になっている時に症状が強くなります。

アトピーが医学界で注目されるようになったのは1920~1930年代。研究され始めてから100年ほどしか経っていない比較的新しい皮膚疾患で、原因はまだ、はっきりと特定されていません

アトピーを発症する方は、

  • ぜん息
  • アレルギー性鼻炎
  • アレルギー性結膜炎

にかかったことがある、または家族がその症状を抱えているという「アトピー素因」を持っている場合が多いといわれています。

またアトピーは年齢によって原因や症状が異なるのも特徴です。

幼少期にアトピーが発症する場合、20~30%が遺伝子異常によるものです。また食べ物のアレルギーで起こる場合も多くあります。

症状が出やすいのは、汗をかきやすいひじ・ひざ内側の関節部分。悪化すると全身に広がり、毛髪にまで及ぶこともあります。

また最近では大人になってからアトピーを発症するケースが増えているといいます。

原因は化学物質や食品添加物、ハウスダストの影響、ストレスなどさまざまです。

首・顔・頭皮といった上半身に症状が出やすく、全身に広がる場合もあります

えみっきー

私もアトピーにはよく悩まされていて、初めて症状が出たのは20歳くらいの時でした。もともとアレルギー体質だったのが原因だと思います。特に仕事でストレスを溜めすぎたり、生活が乱れがちになったりすると症状が現れるようになりました。

私の場合アトピーを発症すると、特にお腹まわりや腕などがかゆくなります症状が悪化するのは、やはり就寝時。寝ている間にボリボリとかいているので、朝起きた時、肌に血がついていて驚いたこともありました。

症状が落ち着かない時は、なるべく早めに皮膚科へ行くようにしています。基本的には塗り薬で治りますが、症状によっては飲み薬(抗アレルギー薬)を飲む場合も。ただし飲み薬は治ったらすぐに止めて、残りはとん服薬として取っておくようにしています。

 

アトピー肌と乾燥肌・敏感肌の違いとは?

アトピー肌は、アトピー性皮膚炎という病気を発症している肌のことです。

それに対して乾燥肌・敏感肌は病気ではなく、あくまでも肌の症状や状態を指します。

乾燥肌・・・皮膚がカサカサしてうるおいがなくなっている肌
敏感肌・・・化粧品や外部刺激に弱く、肌トラブルを起こしやすい肌
アトピー肌の特徴は?

アトピー肌の方は「超乾燥肌」の状態になっています。つまり皮脂量が少なく皮脂膜が薄いため、細菌繁殖や感染を起こしやすい状態なのです。

それに加えて肌のうるおいを保つ働きをする細胞間脂質やNMF(天然保湿因子)も少ないため、肌がカッサカサになってしまっているのが特徴です。

そのため肌のバリア機能が落ち、刺激に弱くなるとかゆくなり、かくことで症状が進行するという悪循環に陥ってしまいます。

 

アトピー肌に有効なスキンケアとは?

保湿をして皮脂を落とし過ぎない

アトピー肌のためのスキンケア方法として、まずは保湿成分(セラミドなど)がたっぷり入った化粧品で保湿しましょう
次に大切なのは肌や身体を洗う時には、優しくこすらず、なるべく刺激を与えないこと。洗浄力の強いクレンジングや洗顔、ボディソープを使わないようにするとさらに効果的です。

肌温度を上げない

スチーマーや熱い温度での洗顔はNGです。また入浴では39~42℃程度のぬるめのお湯につかるようにしましょう
かゆみが強い時は、タオルを冷たくして患部に当てると◎。

刺激を与えない

紫外線を含む外部刺激から肌を守るため、日焼け止めの常用もおすすめです。
日焼け止めをデイリー使いすれば、美肌への効果もあるため一石二鳥ですよ。

 

その他にストレスを減らしたり、生活習慣を整えたりして、肌の調子を良くするように心がけることも大切です。

それでも症状が改善しない場合は、皮膚科への受診をおすすめします。

 

えみっきー

私がスキンケアで大切にしているのは、やはり保湿です。化粧水は500円玉程度の量を2回、ハンドプレスでしっかりとつけます。それ以外にも定期的にパックして、保湿力を高めるようにしています。

入浴後には、全身にボディクリームを塗るのを欠かしません。肌の状態が落ち着いている時には、アロマ入りのオイルでマッサージすることも

自分の好きな香りを塗るとリラックス効果もあるで、ストレスを溜めやすい方はぜひ試してみてください。アロマオイルは刺激が強いので心配という方は、パッチテストしてから使用するようにしましょう。

パッチテストの仕方については、こちらの記事をご覧ください。

 

アロマオイルを使ったマッサージ方法

【用意するもの】

  • 遮光瓶
  • マカデミアナッツオイルやホホバオイルなどの植物油
  • 好きな香りの精油(2~3種類をブレンドしてもOK)

私が主に使っているのは、無印良品のものです☆お値段も手ごろなのでおすすめですよ。

  1. 植物油10mlに対して精油を2滴入れる(1%の濃度にする)
  2. ふくらはぎや腰、お腹、腕などに、なでたりさすったりしながら①を塗る

※私は肩まわりに塗って、アロマの香りを楽しむようにしています

 

まとめ

アトピーは皮膚の疾患であり、年齢や環境、ストレスなど人によって原因はさまざまです。

アトピー肌の方は皮脂が少なく、肌をうるおす機能が弱いため、肌が極度に乾燥しているのが特徴です。

そのためアトピー対策では、まず肌をしっかりと保湿するようにしましょう。

その他にも強力な洗顔フォームやクレンジングで皮脂を落とし過ぎないようにしたり、ぬるめのお湯で入浴したりするとさらに◎。

症状が改善しない場合は、なるべく早めに皮膚科へ受診し、治療するようにしてくださいね。