「健康・美容に役立つ食べ物について知りたい」
という方におすすめ!
この記事では栄養価の大変高いフルーツ、バナナについて詳しくご紹介します。
参考文献
- 『免疫力が上がる 腸活クスリごはん』(株式会社リベラル社/監修:藤田紘一郎)
- 『体もメンタルも腸からポジティブに!美腸の教室』(株式会社主婦の友社/著者:一般社団法人日本美腸協会)
美容・健康への効果大!栄養バツグンのバナナについて
手軽に食べられるトロピカルフルーツとしておなじみのバナナ。
実はバナナは、健康・美容に大変いい影響をもたらす栄養価の高いフルーツでもあるのです。
メリット1=抗酸化・抗がん作用があり、ダイエット・便秘対策にも◎
バナナにはミネラル、ビタミンB群、食物繊維などが豊富に含まれており、強い抗酸化作用があります。
また食物繊維の中でも不溶性食物繊維を多く含んでいるので、ダイエットや便秘対策にも最適です。
それだけでなく体内のがん細胞を殺す物質TNFを、フルーツの中で一番多く生成するともいわれてます。
バナナ(100g分)の栄養成分表 引用:バナナ大学HP
エネルギー | 93 kcal |
水分 | 75.4 g |
たんぱく質 | 1.1 g |
脂質 | 0.2 g |
炭水化物 | 22.5 g |
カリウム | 360 mg |
カルシウム | 6 mg |
マグネシウム | 32 mg |
リン | 27 mg |
鉄 | 0.3 mg |
亜鉛 | 0.2 mg |
ビタミンB1 | 0.05 mg |
ビタミンB2 | 0.04 mg |
ナイアシン | 0.7 mg |
ビタミンB6 | 0.38 mg |
ビタミンC | 16 mg |
食物繊維総量 | 1.1 g |
水溶性食物繊維 | 0.1 g |
不溶性食物繊維 | 1.0 g |
メリット2=フラクトオリゴ糖が美腸・美肌をつくる!
バナナは甘味料のオリゴ糖もたっぷり含んでいるのが特徴です。
オリゴ糖には、善玉菌のエサになって腸内環境をととのえる作用があります。
オリゴ糖は全部で6種類あり、バナナにはその中のひとつであるフラクトオリゴ糖が含まれています。
そのためバナナを食べると、フラクトオリゴ糖をエサにした善玉菌の数が増加。
その結果、腸内環境が良くなり、健康維持だけでなく美肌へのアプローチもできるというわけです。
バナナは焼くとパワーアップする!?焼きバナナのレシピも公開
バナナは皮をむいてそのまま食べるという方がほとんどでしょう。
そこでおすすめしたいのが、バナナを焼いて食べること。なぜならバナナを焼くとフラクトオリゴ糖が増えて、美腸・美肌効果がさらにアップするからです。
それだけでなく、もともと体を冷やす作用を持つバナナを焼くことで、体が温まって免疫力も上げられるというメリットがあります。
バナナは焼くと糖度が上がって甘くなるので、いつもとは違った味わいを楽しめるのも嬉しいポイント♪
簡単!焼きバナナの作り方
引用:『免疫力が上がる 腸活クスリごはん』(株式会社リベラル社/監修:藤田紘一郎)
材 料 バナナ・・・1本
(1人分)
~作り方~
- アルミホイルの上に皮をむかずにバナナを置き、トースターに入れ5〜10分焼きます。
- 裏返して5〜10分焼きます。皮が真っ黒になったらできあがりです。
\トースター以外でも作れます/
●電子レンジを使う場合・・・600Wで30~40秒温める
●フライパンを使う場合・・・表面に焼き目がつくまで1分ほど焼く
※どちらもバナナを輪切りにします
バナナの効果をさらに高めるための3ステップ
バナナを食べる前に以下のステップを行うことで、さらに腸内環境がととのいやすくなります。
どれも日常ですぐにできますので、あなたもぜひ実践して、より健康な腸と美しい肌を手に入れてくださいね!
ステップ1・・・腸に悪影響を与えるものを入れない
コンビニ食やファストフード、インスタント食品によく含まれる食品添加物(保存料・人工甘味料・着色料など)を取り過ぎないようにしましょう。
精製された白い小麦粉や砂糖も漂白剤が使われている場合が多いので要注意!
ステップ2・・・老廃物をしっかり出す
食物繊維が豊富なものを食べたり、運動したりして、便をしっかりと出しましょう。
特におすすめしたい食べ物は、お米です。食物繊維だけでなく、炭水化物と糖質がたっぷり含まれているので、排便ペースを上げるのに最適ですよ。
ステップ3・・・腸内に乳酸菌を入れる
腸内の善玉菌を増やすために、乳酸菌が含まれた食品を取り入れましょう。
乳酸菌は大きく分けて「植物性」と「動物性」の2種類があり、「植物性」の方が腸に届きやすいといわれています。
納豆や味噌、漬物などの発酵食品が特におすすめ!
~まとめ~