「冨永愛さんの生き方に興味がある」
という方は、ぜひ読んでみてくださいね。
モデルとして心がけていたこと・原動力になっていたことは何?
15歳でモデルを始めて、海外に行ったのが17歳。
その頃、私はほとんど英語を話せなかった。
それでも、行ってしまえばなんとかなるだろうという思いから勇気を出して海外に飛び込んだのだ。
欧米文化と言われるファッション業界で、アジア人が活躍するのはとても難しかった。
オーディションでは、洋服・雰囲気・心持ち全てを一瞬でジャッジされるのだ。
だから、とことん自分と向き合って試行錯誤しながらショーを勝ち取っていった。
初めてのコレクションの時は、不本意にもスーツにスニーカーという自分だけ周りとは違うカジュアルな格好での出場だった。
でも、そんな悔しい思いが自分の中で原動力になった。
一番大切なのは、夢が叶うかより夢に向かって頑張ることである。
オーディションをどのように乗り越えてきたか。失敗した時の乗り越え方は?
1日に15、6回のオーディションをしていたが、不合格でも次のオーディションをすぐに受けていた。
その時には落ち込む顔は見せられないので、気持ちを切り替えていくしかなかったのだ。
不合格の時はフィードバックがなかったため、自分で何が悪かったのかを振り返っては、次のオーディションに挑んでいたと思う。
自分に自信を持つための秘訣は?
私も、もともと高身長がコンプレックスで全く自信がなかった。
幸運にも高身長を武器にできる業界に出会えて、短所を長所にすることができた。
はじめの頃は「自分は綺麗、世界で一番できる」と嘘でも自分に言い聞かせるようにしていたと思う。
あとは憧れのショーを見ては、絶対ここに出てやるという強い意思を持っていた。
そうしているうちに自ずと自信がついてくるようになった。
ダイエットをするモチベーションを継続する秘訣は?
人にはそれぞれ、その人に合った体型があるから、無理にダイエットをする必要はない。無理をしないで自分のベストを尽くすことが大切。
目標にしていた人やロールモデルはいた?
特にいない。
モデルの世界はみんなが敵。ウォーキングは色々なモデルのいいとこ取りをして真似ていた。
尊敬しているモデルは山口小夜子さん。
同じランウェイに出る機会があり、彼女の独特の出で立ち・オーラがあった。
周りに影響されずにいるという彼女の内面が、外見に滲み出ていて、強く影響を受けた。
自分の内面を磨くには?
私もまだ答えを見つけていない。
今の段階で思っているのは、自分との向き合い方が大切だということ。
外見・内面はリンクしていると思う。
トレーニングをするのは大変だけど、自分と向き合って外見を磨くというのは、そこに心のプロセスがある。
私は日本の歴史や伝統文化に興味があり、自分の趣味を通して視野を広げている。
そうすると色んな部分を吸収できるようになる。
色々な出来事がある中で、真摯に自分と向き合いながら、どういう風に消化していくかが大切だと思う。
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えみっきー この記事では、冨永愛さんがゲストとして出演したNHKアカデミア(6月7日放送)の内容を分かりやすくまとめてみました。 「冨永愛さんの生き方に興味がある」 という方は、ぜひ読んでみてくださいね。 モデル[…]