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冨永愛がすっぴんになったカバー写真が話題!エッセイ本の要点まとめ

えみっきー

2024年6月2日に、冨永愛さんの最新エッセイ『新・幸福論 生きたいように生きる』(婦の友社)主が発売されました。

この本では、“すっぴん”で挑んだ冨永愛さんのカバー写真も話題になっていますね。

 

高身長というコンプレックスを強みに変え、世界的トップモデルとなった冨永愛さん。

その過程では並々ならぬほどの彼女の努力があったことでしょう。

また最近では、モデルだけでなく、俳優としても活躍されています。

そのため、あらゆる媒体でインタビューを受けることも――。

そこで必ず質問を受けるのが「コンプレックスの乗り越え方」なのだそうです。

この本は、そんな冨永愛さんが語る、コンプレックスとの向き合い方や前向きな生き方について書かれた1冊になっています。

 

この記事では『冨永愛 新・幸福論 生きたいように生きる』の必読ポイントをまとめてお届けします。(えみっきーの感想つき)
「冨永愛さんの強い生き方に憧れている」
「コンプレックスを克服したい」
という方は、ぜひ読んでみてくださいね。

冨永愛が抱えた2つのコンプレックスとは?

冨永愛さんは子供時代、2つの大きなコンプレックスを抱えていたといいます。

1つ目はシングルマザーの家庭で育ち、父親の顔を知らずにいたこと。

今より「普通」が重視される時代に父親がいないというのは、生きづらさの原因のひとつになったそうです。

そしてもう1つが、高すぎる身長のこと。

特に中学生の頃は、朝起きる度に背が伸びることが怖くてたまらなかったといいます。

しかし中学3年の時にお姉さんからモデルという職業を勧められ、そこから世界が一転することに

さらに持ち前の「負けず嫌い」が高じて、世界で活躍するモデルへと転身。

仕事をし、評価されていく中で少しずつ自分に自信がつき、コンプレックスが薄まっていったのだそうですよ。

 

また彼女は最近、自分にとても優しくなったといいます。

それは今、自分が幸せであること実感しているからだそうです。

さらにこの本の中で彼女は、このように語っています。

もしも、過去に何かつらいことがあったとして、そこから逃れたいと思っているのであれば、いま自分が幸せであることを認識して、過去にフィルターをかけるのが一番の近道だと思う。

引用:『冨永愛 新・幸福論 生きたいように生きる』(著者:冨永愛/主婦の友社)

 

女性の年齢と美について、冨永愛が感じていること

この本で特に印象的だったのは、女性の年齢と美にまつわる話です。

1990年代に活躍した女性モデルの復帰が著しい昨今のランウェイ。

その現場を見ていると、「若さ」というのが美しさの一部にしか思えなくなると冨永愛さんは語っています。

それに対し、「若さ」が美徳のような風潮のある日本

老いることが常にマイナスのイメージであり、特に女性はそれを恐れて多くの美容を取り入れていますよね。

しかし冨永愛さんは、女性の美しさを自然の美しさと同じようなものと捉えているといいます。

春の桜や夏の空、秋の紅葉、冬の新雪――。

美しい自然には限りがあるけれど、失えばまた別の何かが生まれるのだと。

女性も年を重ねる度に若さはなくなるけれど、その代わり、人間の本来の美しさが内面から浮き出るのではないか。

そんな風に女性の美を捉える彼女の感性が素敵だなと個人的に思いました。

 

また冨永愛さんは、憧れを抱く人物を聞かれると「いない」と答えるのだそうです。

その理由は、自分以外の人を目指してしまうと、絶対にたどりつけないので苦しくなるから

「この人みたいになりたい」と思うより、今の自分にしかない魅力を磨いていきたいのだと彼女は語っています。

また彼女は、自分のチャームポイントを「骨格」だと思っているそうです。

目や鼻といった小さなパーツでなく、人の印象や姿勢・歩き方を決めるのが「骨格」。

そこが自分の一番の強みと捉えるのはモデルらしくもあり、とてもおもしろい着眼点だなぁと私は感じました。

 

息子の存在が冨永愛の人生を変えた!?

最近では、冨永愛さんの息子さんである章胤(あきつぐ)くんがモデルデビューして話題になりましたね。

この本の中では、章胤(あきつぐ)くんにまつわるエピソードもよく語られています。

彼女が「アジアトップのモデル」として知名度を上げたのは20代前半。

その頃彼女は、モデルという、いつ飽きられるか分からない不安定な職業に孤独を感じることが多くなったといいます。

しかし、章胤(あきつぐ)くんの妊娠が発覚し、「私はひとりじゃない」という安堵感を覚えたそうです。

その後、彼女は仕事を休むものの、出産後半年でランウェイに復帰。

4年後には離婚し、シングルマザーとして子育てと仕事を両立しながら奮闘する日々を送ることになったそうです。

しかし20代後半に入り、日本に拠点を移した矢先に過労でダウン。

その時、彼女は仕事をすべて無期限で休む決意をしたというのです。

「何かを得るには何かを失う覚悟が必要」

そんな思いで、彼女はとことん章胤(あきつぐ)くんの子育てに向き合うようになったといいます。

浮き沈みの激しいモデル業界にいながら、無期限の休暇を取るのはきっと大変な覚悟だったでしょう。

しかし章胤(あきつぐ)くんという存在を大切に思う気持ちが、彼女の心を大きく動かしたのかもしれません。

 

またこの本の中で彼女は、章胤(あきつぐ)くん以外にも、母親や祖母といった家族とのエピソードも紹介しています。

その他にも、日本ではタブー視されがちな「性」にまつわる話やジェンダー論などもとても興味深いところでした。

 

この記事を読んで、もっとこの本の内容を知りたいという方は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。

 

また冨永愛さんの著書については、こちらの記事もぜひチェックしてみてください。

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