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【専門家の最新情報】美肌のためにやめること3選!

SNS・メディアなどの情報を見て、あらゆる美容法を実践している人も多いでしょう。
実はその中には、肌に悪影響を与えているものもあるのです。
また普段の洗顔も間違った方法で行うと、かえって逆効果になってしまいます。
この記事では専門家の最新情報を取り入れながら、美肌のためにやめるべき3つのことをご紹介します。
参考文献
  • 『美容皮膚科医が教える「完全毛穴レス肌」を叶える8つの美肌習慣』(株式会社クロスメディア・パブリッシング/著者:山本周平)
  • 『医者が教える 人生が変わる美容大事典』(株式会社KADOKAWA/著者:上原恵理)
  • 『何をやってもダメだった肌がよみがえる美肌理論』(現代書林/著者:岩永恵琴)

 顔のマッサージ・筋トレのし過ぎは皮膚を伸ばすだけ!

  • 美顔ローラーを使って、強くマッサージする
  • 激しい顔ヨガ&表情筋トレーニング

これらはよくSNSやメディアでも紹介されており、実践している方も多いのではないでしょうか。

実は私もその一人で、YouTubeを見ながら激しく顔の筋トレをしたり、お風呂上がりに美顔ローラーで強くマッサージしたりしていました。

しかし専門家の間では、やり方によっては肌を伸ばしてしまう可能性があるというのです。

 

顔の皮膚は、筋肉(表情筋)と付着し細い繊維でできたじん帯によって顔の骨とつながっています。じん帯はゴムと同じで加齢や摩擦によって伸びていきます。伸びたゴムとなった皮膚は、上から下へとなだれのように垂れ下がってしまうのです。

~『美容皮膚科医が教える「完全毛穴レス肌」を叶える8つの美肌習慣』(株式会社クロスメディア・パブリッシング/著者:山本周平)より~

 

皮膚と骨は靭帯によってつながっています。靭帯はこすったり揉んだりして頻繁に引きのばされると、伸びて緩んでいきます。

~『医者が教える 人生が変わる美容大事典』(株式会社KADOKAWA/著者:上原恵理)より~

 

 

くまさん
つまり肌は強く摩擦するとダメージを受けて、たるんでしまうというわけだね。
えみっきー
そうだね!
良いと思ってやっていた美容法が逆効果になっていたとは!!
ポイントは「皮膚と骨をつなぐ靭帯を伸ばさないこと」だね。

 

摩擦を受けた肌は、その刺激から守ろうとしてメラニンを大量に発生させるため、しみのもとをつくってしまいます。

さらに物理的な刺激を受けると毛細血管が拡張し、肝斑ができてしまうこともあるのです。

 

【これもNG!?】高温のシャワーを顔に当てる

美肌を保つためには、お風呂で洗顔した後、顔にシャワーをあてないようにしましょう。なぜならシャワーの水圧は、想像以上の強さで肌に刺激と負担を与えるからです。

その刺激から守ろうとする肌は固くなり、結果的に詰まった角質が取りにくくなってしまいます。

 

その他にも、

  • 炎症が起きたり、吹き出物が出やすくなったりする
  • くすみ・たるみを誘発する

など、肌に悪影響を与えてしまうのです。

 

さらに水温が高いと、肌にある大切な油分まで奪ってしまうので要注意!高圧・高温のシャワーはメラニンをつくるメラノサイトを刺激するので、結果として、しみをつくってしまいます。

ですから洗顔する時は以下の3点を心がけましょう。

  • 30~35度程度の水を使う
  • 手と肌の間に泡をつくり、転がすように洗う
  • 洗い流す時は、こすらないで優しくすすぐ

 

美肌のカギとなる【常在菌】を殺さないで!

「肌の守り人」常在菌とは?

あなたは肌に棲みついている微生物、常在菌をご存知でしょうか?

私たちの身体の中には微生物の生態系が存在し、肌の上にも微生物が棲息しているということです。その数は、実に膨大。
身体には100兆個を超える微生物が存在し、肌細胞にも1兆個の微生物が棲みついているというのですから、微生物を敵に回してはいけません。

その微生物は常在菌とも呼ばれ、いわば「肌の守り人」の役割を果たしています。
健康で美しい肌を保ちたければ、この「肌の守り人」が安心して共存できる環境を作るしかありません。

~『何をやってもダメだった肌がよみがえる美肌理論』(現代書林/著者:岩永恵琴)より~

 

このように肌は1兆個もいるといわれる常在菌によって守られています。

皮膚では常に汗・皮脂を分泌して皮脂膜(=常在菌)がつくられており、それが弱酸性に保たれると、有害な菌が増えないようになっています。

ですから美肌をつくるためには、この働きを正常に保つことが重要なポイントです。

 

界面活性剤「ラウリル硫酸ナトリウム」に注意!

「肌の守り人」である常在菌を劣化・減少させないためには、洗顔料で顔を洗い過ぎないようにしましょう。

なぜなら顔を洗いすぎると、美肌を保つのに大切な皮脂までを落としてしまうからです。

結果として常在菌がうまく働かなくなり、乾燥や湿疹、細菌感染症・アレルギーの原因をつくってしまいます。

 

特に注意したいのが、よく洗顔料に使われる界面活性剤という薬剤です。
界面活性剤には水と油を馴染ませる働きがあるため、シャンプーやボディーソープ、クレンジングなど、あらゆるスキンケア用品に使われています。
しかしその一方で肌の皮脂を剥ぎ落としたり、身体の奥へと浸透して細胞を破壊したりするといった毒性を持つといわれているのです。
そのため界面活性剤が入った洗顔料を使うと、よく汚れが落ちる反面、常在菌までを弱らせ、死滅させてしまうことになります。

 

 

その中でも特に「ラウリル硫酸ナトリウム」という界面活性剤が入っているものは要注意!

「ラウリル硫酸ナトリウム」は安価で洗浄力が高いため、スキンケア用品によく使われていますが、肌への刺激・負担はとても大きいといわれています。

ですからドラッグストアなどで洗顔料やシャンプーを選ぶ時には、「ラウリル硫酸ナトリウム」が入っていないものを選びましょう。

 

くまさん
おそるべし「ラウリル硫酸ナトリウム」!
特に敏感肌やアレルギー体質の人は要チェックだね。
えみっきー
そうだね!
私はどっちにも当てはまるから、十分に気をつけなきゃ!
  1. 摩擦させない
  2. 刺激を与えない
  3. ゴシゴシ洗い過ぎない

以上の3点をやめるだけで、ハリ・ツヤのある美しい肌になること間違いなしです!ぜひ参考にしてみてくださいね。